■異業種からのヒント

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上原 武憲【2014年7月入会】

日創研との出会いは当社の代表取締役で、義理の兄である井上利一の紹介です。代表は創業者である父から事業を継承しました。当時、代表は経営に悩み、ある方の紹介で日創研に出会いました。私は前職時に、鋳物屋さんに勤務している時に、代表の勧めでSAを受講しましたが、正直、受け入れられなかったことを覚えています。
経営研究会ですが、当初は代表が大阪経営研究会に在籍しておりました。その後、私が平成12年に当社へ入社し、SC、PSV(当時はLT)を受講、22TT中に代表と入れ替わり、北大阪経営研究会に席を置くこととなりました。その後、2年前に東京支店に異動になるにあたり、東京経営研究会に席を移しました。経営研究会では、異業種の皆さんからヒントをいただけることが非常にありがたいですね。

■新商材・新市場を開発

売上確保という観点から、新商品開発が経営課題と言えます。当社は土壌汚染調査、太陽光発電普及事業、電線類地中化事業を展開する、創業25周年、23期目の会社です。主要顧客は不動産業者や開発業者です。土壌汚染調査とは、土地が重金属や化学物質の含有量を調べるという仕事です。今現在は安定した受注がありますが、今後、少子化・都市集中による土地売買減少が予測されます。太陽光発電普及事業も一過性が強く、売電価格低下により、顧客減少の懸念が考えられます。今後は、「海外展開」や「カタチのないモノを売る強み」を活かし、コンサルタント・プロデューサーになることを考えていますが、具体的な商品というものはまだ確立されていません。そのため、経営研究会での学びから新商材・新市場を開発していきたいと考えております。
また、商品開発と同様に力を入れたいのが、職場環境の改善です。私の使命は「社員の働く幸せ」です。その使命が達成できるように、次長として、職場に貢献していくことです。

■仕事を通して「ありがとう」

私達の仕事は伝えにくく、子供への説明も大変です。顧客には調査結果が悪く、価値が劇的に下がり泣かれることもあります。一方で、顧客の困りごとを解決、億単位のコストをゼロにしたことで「会社にあなたの銅像を作る」(笑)と言われたこともあります。このように仕事を通して「ありがとう」をいただくことは私達のモチベーションにつながります。
私の趣味ですが映画鑑賞やキャンプが好きです。また、今年の春、子供が生まれました。公私ともにバタバタしており、本年度の例会にはなかなか参加できていません。今後は頑張って参加しますので、さみしがりやの私に例会で声をかけていただければ、うれしいです。今後とも宜しくお願い申し上げます。

株式会社ジオリゾーム 土壌汚染コンサルタント
上原 武憲(2015年 リーダーシップ委員会)