■スタッフの退職がきっかけで学ぶ

野口 貴生【2014年7月入会】

野口 貴生【2014年7月入会】

26TTの仲間の卜部さんの紹介で入会しました。現在、鍼灸整骨院4院とデイサービス1店を運営し、創業12年になります。5年前に1院を閉めた際、スタッフのまとまった退職があり、そのショックで経営を学び始め、健康堂の鈴木さんの紹介で2012年にSAを受講したのがきっかけです。2013年のTTで経営の基礎を知り、経営方針・要因分析・経営計画の策定などに取り組むようになりました。
祖父と父も鍼灸師の鍼灸師一家ですが、祖父は1954年50歳で創業、画家を志す浦和の地主で、戦後農地改革の後に美術の先生を経て、鍼灸師となりました。私は独立起業しましたが、家族を守るために転身した祖父の想いを継承し、人を幸せにする経営をしていきます。
現在、経営においては、全国のTT仲間が一つの財産であり、地元の経営者仲間が経営研究会の財産となっています。

■心のこもった仕事ができる職場づくり

デイサービス部門の人の定着、管理者・リーダーの育成が課題です。各院長はPSVとマネジメントまで受講しています。各院での方針設定をしてもらい、幹部との経営計画策定など、経営参画を増やしています。
ただし「生命力の活性化」という理念がありながら、現場には手段や作業をこなしている場面がまだあります。もっと心がこもった仕事ができる職場を作りたい。そのためには理念から評価まで串刺しの体系を作ることかなと感じています。
サービス面では、単独世帯の高齢者と地域をアクティブにすることです。デイサービスのご利用者の多くは足腰で困っており、それには筋力アップが欠かせません。そのためのストレッチ・トレーニング・治療のセット提供などを考えています。

■ちょっと無理ができる身体づくり

人生は思い出作りではないでしょうか。一方で、セーブしている人が多いと思います。薬や楽を選ぶと筋力や治癒力が低下する悪影響もあります。ちょっと無理するくらいが健康と幸せのポイントと考えています。我々は、その「ちょっと無理」が出来る身体作りをお手伝いしたい。 特に経営者は心と体が健康でないといけません。みなさん、健康に気をつけて、ちょっと無理できるように、是非ご来院ください。治癒力の活性化でサポートします。そして、共に健康に経営を学び、機会や課題についてのアドバイスもお願いいたします。

株式会社オベロン 代表取締役
野口 貴生(2015年 総務委員会)