6月19日(水)14:00より日創研東京センターにて6月例会が開催されました。

工藤昭彦さんの司会進行でスタートし、中川泰象さんによる開会宣言、栗駒和訓会長の挨拶がありました。

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そして、今例会の主催である経営計画委員会の岩田浩委員長より今回の講師である村尾マネジメントコンサルタント代表村尾謙次様のご紹介、ご登壇となりました。

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今回は経営計画書を作る上で必要となってくる利益計画策定について学ぶということで、日創研でお馴染の村尾講師です。
冒頭に、予告の段階から「爆笑~」というタイトルであったのでかなりのプレッシャーであったことを述べられていましたが、期待通り、タイトル通りの「爆笑」の講義をして下さいました。

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講義は利益計画策定するにあたり、財務の基本から丁寧にわかりやすく教えて下さいました。
貸借対照表、損益計算書の構造から3つの利益の算出のされ方、そこにおける問題・課題の発見について教えて頂きました。

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各テーブルを回られ、参加された方の決算書を見て、個別のご対応もして頂きました。

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また、業績を作るのはあくまで「人材」であり、経営計画書には必ず人材育成計画が入っているべきで、それが業績目標達成の根拠となるということもお聞きしました。
同時に、人を成長させる上での関わり方やモチベーションアップの方法も教えて頂きました。

計画書を「絵に描いた餅」とさせないためには具体的な理由と根拠が必要であるということ、だからこそ数字から作っていけない、定性部分をキチンと組み立てられなくてはいけないということを教わりました。

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途中講義だけでなくワークの時間もあり、そこで「商品ミックス」の事例研究をを全員で行い、グループ単位で利益向上の方法を発表し合いました。
答えは一つではないので、基準は理由と根拠で評価されましたが、単に利益を上げるためだけを考えるのではなく、顧客志向の理由であるかどうかが重要であることを教わりました。

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14時から20時まで6時間3部構成の長丁場の例会でしたが、わかりやすく、またタイミング良く笑いを挟まれるので時間を感じさせない本当に素晴らしい講義でした。

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また、レジュメと資料も講義が理解しやすくなるだけでなく、実際の経営計画書策定時に活用できるものをご用意いただきました

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村尾講師、本当にありがとうございました。

また、今回も多数の会員の皆様にご参加頂きまして、ありがとうございました。

【出席数】
会 員   :48名
オブザーブ:31名
合 計   :79名