8月9日に恒例の「経営計画プレ発表大会」が開催されました。
「プレ発表」というのは、9月の全国大会に向けて事前に東京経営研究会内で発表をし、同じ会員からアドバイスをもらって本番をより良いものにしようというものです。
この経営計画書発表というのは経営研究会の活動の「目玉」で、経営者にとってこれほど刺激的で学びになるものは他にないでしょう。
銀行以外で他社の経営者に経営計画書を公開することがありません。
経営研究会は異業種の集まりであるからこそできることで、会員相互で経営について直接議論をし高め合うという、会の理念「共に学び共に栄える」を基にした取り組みです。
また、発表される方は、内容はもとよりキチンと社員さんに伝わるよう「プレゼン力」を高めるために何度も発表するという方もいます。
それを毎回聴くことができれば、発表の仕方(伝え方)や内容が確実にレベルアップしていることがわかります。
経営計画書を自社で社員さん向けに発表されるので、この場をリハーサルとして活用、異業種の会員でも心に響く、ワクワクするような内容と伝え方を学んでいます。
内容はお伝え出来ませんが、勇気を出して発表して頂いた12名の方を紹介致します。
13人目は全体発表として医療法人 健秀會 みわ歯科クリニック(http://www.miwa-dental.jp/index.html) の石井 日出明さんが参加者全員の前で発表されました。
発表された内容、経営状態は非常に良く、発表後のアドバイザーからの講評においても「特に問題が見当たらない」という言葉がでるほどでした。
発表された石井さんからのアドバイスの希望は「後継」についてで、経営状態は良いけれども次世代の人財を育てられていないことへの焦りから、アドバイスを求められていました。
その要望に対してアドバイザーからは医院全体において、より高いレベルの「健全な価値観の共有」の実現を求める声が上がっていました。
発表はとても落ち着いた口調で、合間に冗談を交えながら、聴く側を飽きさせないとても良いものでした。
最後に感想を求められた石井さんは、これまではとても順調に進んできたが、ここ最近になって色々な問題課題に当たり「ここが正念場」だと考え、今回の全体発表も自ら進んでされたということでした。
最後に石井さんの発表の裏側にある決意を聴いた参加者の全員から、大きな拍手が贈られました。
発表者の皆様、本当にありがとうございました。
9月の全国大会での発表も頑張ってください。
また、午前の早くからほぼ一日参加頂いた会員の皆様にも感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
>>>引き続き「2016年度8月通常総会」開催報告をご覧ください。