【税理士/工藤さん④】

ダッダターン♪タタ♪タター♪タターン♪
ダッダターン♪タタ♪タター♪タターン♪
パパー♪♪♪♪♪
パッパッパパー♪♪♪
♪♪♪タッタッタ

こんにちは!税理士の工藤昭彦です。毎週水曜、マジカル会計ツアーと題しまして、会計(決算書)のお話をさせていただきます。

この放送は、AKB(Akihiko Kudoh Broardcasting)からお送りいたします。

先週までは、
「儲かっているのか」を見る「経営安全率」、
「資金繰りは良いのか」を見る「自由資金比率」、
「つぶれないのか」を見る「自己資本比率」、
このたった3つの指標で自社の状況がわかること、

「儲かっているのか」を見る「経営安全率」とは、
「売上が○%落ちて経常利益ゼロ」という意味の数値で、
高いほど良く、50%以上が理想、15%以上が優秀。
経常利益÷(売上―変動費)で算出。

「資金繰りは良いのか」を見る「自由資金比率」とは、
「増えた利益の中に自由に使えるお金がどのくらいあるか」という意味の数値で、
高いほど資金繰りが良く、
『目指すは100%』
フリーキャッシュフロー÷利益剰余金増加額で算出。

というお話をいたしました。

今日は、
「つぶれないのか」を見る「自己資本比率」を一緒に学んでいきましょう。

自己資本比率は、貸借対照表から算出するのですが、
「資本のうち返さなくてもよい資本の率」を表します。

自己資本比率が高いほどつぶれにくい会社と言えます。

自己資本比率は、
自己資本÷(自己資本+他人資本)で算出します。
自己資本とは貸借対照表の右下の純資産を指し、
他人資本とは貸借対照表右側の負債を指します。

実際に自己資本比率を算出してみましょう。
A社の貸借対照表

資産合計     5,600

負債合計 3,940
純資産合計 1,660
(負債・純資産合計)(5,600)

算出の仕方
自己資本とは純資産のことですから1,660、
他人資本とは負債のことですから3,940。
自己資本÷(自己資本+他人資本)
=1,660÷(1,660+3,940)
=29.6%(割り切れませんが・・・)

自己資本比率は29.6%となります。

(リスナーのアナタ)何%位アルト、イイノ?

自己資本比率は高いほど良いのですが、
40%を超えるとつぶれにくいと言われています。

『目指すは40%』

今回は、この辺りでお仕舞いです。
自己資本比率改善については、改めてお送りいたします。

是非、自社の自己資本比率を計算してみてくださいね。

それでは、来週水曜日に!
I wanna be with you!

ダッダターン♪タタ♪タター♪タターン♪
ダッダターン♪タタ♪タター♪タターン♪
パパー♪♪♪♪♪
パッパッパパー♪♪♪
♪♪♪タッタッタ

「共学共創」―共に学び「価値ある創造」を追求する
日創研東京経営研究会所属、税理士工藤昭彦でした。
http://www.zaimugenki.jp/