■全国経営発表で無借金経営を決意

狩野刀根男

狩野刀根男(2009年 2月入会)

21TTコース終了後、赤字経営で苦しかった時でした。
学んだ事の振り返りや、自社の状況分析、特に将来の方向性の再構築、経営理念の見直し、財務体質の改革、販売先の再構築(販売戦略、人員計画、営業戦略)と課題が山積みでした。
経営に迷う事もあり、さらに自らが学ばなければと強く感じていた時にTT同期の林松次郎氏に誘われ、入会しました。
はじめは名ばかり会員で、例会前誘われると参加するぐらいでした。
その後「経営発表に参加しては」と誘われて全国経営発表に参加、厳しいアドバイスや赤字の決算書を見せるのが恥ずかしかった経験をしました。
その体験から財務体質の強い無借金経営を必ず実現すると決意しました。
連続6回発表した後も、毎年必ず経営方針は作成し実現できるよう日々努力中です。
毎年売上が上昇しており、長期債務を半減することができました。今後もさらに学んで強い会社つくり、社員さんの幸せつくりに努力しようと思います。

■マーケット拡大による課題

販売戦略と財務強化です。
防犯カメラのマーケットの拡大で自社の売り上げが伸びている状況です。
販売先の選択と集中、新規マーケットの開拓、それに伴う人員の増強が急務です。
そして、売り上げ増に伴い、キャッシュフォローが厳しく、何とか解消しようと努力しております。
仕入先の支払いサイトの変更、コストダウン、無駄の見直しなどを実施しております。

■自社の経営を良くする話がたくさん

経営研究会に本気で参加すると必ず自社が良くなります。
身近に相談する人がいて、自社の課題について客観的なアドバイスや問題解決のヒントが沢山あります。
見習うべき会員企業が沢山あり、時間を掛けずに理想の企業に近づきます。
経営研究会の会議や委員会活動、例会には、自社の経営を良くするお話が沢山あります。
是非、皆さん参加してください。

 

有限会社ユニティーコーポレーション 代表取締役
狩野刀根男(2015-2016年 東京経営研究会 会長)