■無理なく学び続けるために

山田正信

山田正信(2014年 4月入会)

当社は大きな鉄鋼製品の運送業務、例えば工場やビルなどの建設用の骨組みや、パイプなどです。
主な顧客は鉄鋼メーカーさんになります。
以前、26TTを受講しまして、そのメンバーに卜部さんがいました。
ある時、「山田さん入って!」と呼ばれ例会にオブザーブしました。
実際に参加したところ、熱い経営者が多く、幅広い情報収集が出来そうだと感じましたね。
会社経営に役立ちそうで、これなら自分にも無理なく学び続けられるな、と思い、入会したのがきっかけです。

■安心して任せてもらえるプロを育成

課題としては理念・ビジョンの浸透と事業継承です。
顧客は大きな企業さんですから、安全管理の徹底、信頼が要求されます。
別れの挨拶が「ご安全に」ですからね。
一度でも重大事故を起こせば注文をいただけなくなる、厳しい業界です。
そのため、理念「安全と安心の輸送」とビジョン「プロを目指す」を、安全会議等を通じて浸透を図っています。
しかしながら、会議でしか顔を合わせないドライバーも多く、チームワークが希薄になりがちです。
また、プロと呼べるのは実際、2人くらいだと思います。
その中で、安全に必要な人間形成「思いやり」をどう育てるか。
そして、安心して任せてもらえるプロを大多数にするには、どうすればいいか。
一方で、自分の年齢を考えると事業承継が必要な時期に来ています。たとえ、息子が後継するにしても、まだ若すぎるため、まずは幹部社員さんに継承する必要があります。
業態の変更と言う課題もありますが、前記の2点が重点課題と言えますね。

■幅広い情報交換を

会員の皆さんは会長を筆頭に熱い人が多く、ついていきたいと思います。
社内やトラック協会などではリードする役が多いので、フォロー役もバランスとして必要と感じています。
そして、皆さんから幅広い情報交換を行いたいですね。
あと、例会で理念唱和をしなくなったのは業界の経営者仲間もつれていきやすいので、良いと思います。
このトラック協会ビルでの写真、右隣りの社長も誘いますよ。歳をとった新人ですが、楽しく学びたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。

 

株式会社森田商運 代表取締役
山田 正信(2015年 総務委員会)