経営者にとって経営理念とは、経営を行っていく上で、その会社の目的、つまり、“なんのために会社経営をするのか”といった基本的なあり方を示します。
しかし、我々中小企業は日々の業務に追われて、理念の浸透というところまでは、ハードルが高いところが多いのも確かです。これらを実践して成果を出している島信司講師に事例を入れながら、まず初めに、経営理念は何のために必要なのか、そして、企業の成長に伴い、理念の浸透と働き方改革について講話いただきます。
【講 師】
有限会社 野間田鍍金工場 代表取締役 会長
日創研経営研究会 本部レクチャラー
島 信司 氏
【講師プロフィール】
1958年生まれ59歳。
府立高校卒業後、大学進学を目指して予備校通いも、僅か三ヶ月で進学断念。
フリーター中、アルバイト入社して「経営理念」も無い、「就業規則」も無い、そんな会社で、正社員、工場長として現場主義の人間から、社長に就任し、学び始めたことで、殺伐として長年染み付いていた「社風」を変えたいと、奮起したのですが・・。
社員のほとんどは元々、「自分本位」、「人間嫌い」、「勉強嫌い」なので無断欠勤での職場放棄、退職が続き、その他の者は無関心、無責任。
紆余曲折、試行錯誤の連続で、「やっぱりダメなものはダメ!」と何回も投げ出そうとしましたが、「自分が変わらないと、会社も、社員も、お客様も、何も変わらない!」と決して諦めずに、そして「少しでも、社員とその家族の生活を!会社を!良くしたい!」と言う念いを形にして取り組んできた「理念の大切さ」、「育成方法」や「学び続ける社風作り」、などを考え抜いて理念やビジョン、目標の設定を行った。
2016年創立60周年を機に代表取締役会長就任。
現在に至る。
一般の方でご参加ご希望の場合は下記申込書をプリントアウトの上、必要事項を書いて事務局までFAXでお送りください。
例会参加申込書(PDF)