IMG_64809月16日に行われました9月例会は、これまでとは違う、いわば「アウトプット型」の例会となりました。

担当は岡田和郎さんが委員長を務める業績アップ委員会で、この例会までに6回の勉強会を重ね、委員会での学びを一人でも多くの会員の方に共有したいと熱い思いを持って準備してきました。

今回はワークを中心とした例会ということで、講師ではなく「コーディネーター」として副会長の寺門聡一郎さん(株式会社エーデックス 代表取締役)に登壇してもらいました。

IMG_6484IMG_6472IMG_6470「真の顧客視点」つまりマーケティングにおいて最も需要なそれぞれの「顧客」について考えるというものでした。

商品・サービスが溢れる現在において企業に求められるものは「強み」です。

寺門コーディネーターからは改めて「強み」とは何かをまず教えてもらいました。

  1. IMG_6494競合他社より優れていること
  2. 顧客にとって価値あるもの
  3. 顧客に約束できること

いくら機能的に優れたものであっても、誰からも必要とされなければ何の価値もありません。
必要とされ、さらに競合よりも優れており、なおかつその価値を提供することを約束できるものであって初めて「強み」になる、ということでした。

そこで、今回の例会においては「顧客とは誰か」そして「顧客が求めているものは何か」について考えてみようということでした。

まずはその顧客が求めていること、考えていること、つまり「顧客視点」について、マーケティングの「4P(Product、Price、Place、Promotion)」に対しての「4C」という観点を教えてもらいました。
IMG_6487私たちが普段行っている経済活動というのは「価値の交換」、商品・サービスを提供し対価を得るというものです。

顧客にとっての価値とは顧客が持つ「問題・悩み・欲求の解決」であり、それを実現してくれる商品・サービスこそが「価値あるもの」となります。

「4P」が企業側の持つ(考えるべき)商品・サービスの価値を表したもの、あるいは価値を高めるための提供の仕方であるのに対し、「4C」は「Customer Value(顧客価値)」「Cost(顧客コスト)」「Convenience(利便性)」「Communication(対話)」という顧客が購買において考える(求める)ことを表します。
つまり「顧客視点」というのは、自社が属するカテゴリーにおける顧客が持つ「問題・悩み・欲求」について考える、想像することで見えてくるものだということです。
このことを踏まえた上で、参加された方全員が指定された「顧客」になりきって、4つの項目において寺門コーディネーター独自の質問に答えることで「顧客の声」を出してみようというのがこの例会メインのワークです。

IMG_6510IMG_6511IMG_6525参加された方は全員3人一組になって、その内の一人が自社の求める顧客像を伝え、残りの2人がその顧客になりきってコーディネーターから出される質問、言わばアンケートに答えるようにしてドンドン意見を出していくというものです。
4項目それぞれに3問ずつ、計12問の質問に対して浮かび上がる答えをドンドン書いていくというものでした。

IMG_6526IMG_6512IMG_6523参加された方の中でもこのようなワークを経験された方はほとんどいなかったと思いますが、それだけに皆さん新鮮で、また仲間のためと思って頭をフル回転して取り組んでいらっしゃいました。
質問に対する意見は事前に用意された付箋に書いていき、最終的にはそれをチャート紙に4項目ごとに分類して貼り付けていくことで、一目瞭然、顧客としての意見が端的に並べられた用紙が完成しました。

この作業を一チーム3人、3回転行いましたが、皆さん終わった頃には頭をフルに使ってヘトヘトになっていました。

IMG_6553けれども、同時に参加した方全員が貴重な「顧客視点」を手に入れることができ、これからの各自のマーケティングにおける大きなヒントを得ることができた喜びも感じてもらえたのではないでしょうか。
最後に寺門コーディネーターから、その得られたものをどのように活かすのかというまとめの講義をしてもらいました。

このワークの最終的な目的はそれぞれの「強み」を見つけることです。顧客視点に立って顧客が求めていることを掴み、それに応えることができる商品・サービスを創っていくことです。

ただ、一朝一夕に創れるものではありませんから、それを競合との位置関係を分析しながら戦略的に計画的に「強み」づくりに取り組んでいくことが大事だということを教えてもらいました。

IMG_6556IMG_6564最後に謝辞に立った副会長の小林和道さんから、今回参加の皆さんにこのワークがこれからの経営のヒントになったかを確認したところ、全員から手が上がり、このワークと結果であるたくさんの付箋が貼られたチャートが例会の貴重な「お土産」になったことは明らかでした。

新しい例会、参加者全員で取り組み、全員がアウトプットできる例会を創ってくれた寺門さんに感謝します。

また、参加して時間中ずっと頭をフル回転してくださった会員の皆様にも心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

次回10月例会は公式教材推進委員会担当の「一人ひとりの成長が社風を変える!〜「理念と経営」社内勉強会のススメ〜」です。
是非ご参加下さい。

201510reikai_chi

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